「信用を稼ぐ」とは?理解するには”お金”について知ろう。

 

どうもやまりょうです。

お金ってなんだろう。

「信用を稼ぐ」ということの意味を考えます。

“信用を稼ぐ”という発想

最近は「お金ではなく、信用を稼ごう」というように言われ始めています。

キングコングの西野さんがそうした表現を用いられたことで話題になりましたね。

信用を稼ぐなんて言っても、お金がなければしょうがないじゃん!

と思う方も多くいるでしょう。

ここで一度確認しておきたいこととして、そもそもお金とは何でしょうか?

 

これに関しては様々な定義があります。ぼくはその道の専門家ではないのですが、色々と目にした中で一番しっくり来た定義があります。それは

「お金とは、譲渡可能な信用である。」

という定義。

 

お金の歴史

どういうことかご説明します。

時代をさかのぼってみましょう。

お金が誕生する前、人々は共同体の中で物を共有して生きていました。

つまり大きな家族のようなもの。それが可能なのは、お互いの信頼があったから。

 

やがて資源が不足し、外の人々と交流する必要がありました。

しかし相手は見知らぬ人間。そんな人間に対して

はじめまして、お米ください。

なんて言おうものなら、

なんだこいつ、怖っ。」ってなりますよね。

そこでシェアではなく物々交換という概念が登場します。

自分が希望するものをもらう代わりに、相手が希望するものを自分が与える。

これによって見知らぬものどうしの間に信頼関係が生まれます。

 

しかし、物々交換による取引には限界がありました。

そのデメリットは、両者の希望がなかなか合致しないこと。そして物によっては持ち運びしづらいこと。

そこでようやく登場したのが「お金」という概念です。

・持ち運びやすく、保存可能である。

・誰にとっても有用で、「欲しい!」と思えるものである。

・定量化することができる。

こうした条件を満たすものを「お金」としてやり取りするようになりました。

つまり、「お金」というものは多くの人に信用されている必要があることが分かります。

それは、貝殻や金属など様々。やがて金や銀などがその主流になりました。

 

時代が進み、取引量が増えてくると、さらにぶっ飛んだアイデアが出てきます。

「金、銀とか重いし、紙でよくね?」

つまり、

「この紙は100gの銀と交換できますよ~」という紙幣を発行することで、ただの紙切れに信用が生まれたのです。

これは兌換紙幣と言われます。

 

紙はたくさん発行できますが金とか銀はそうはいきません。やがて足りなくなってきます。

そこで、今度は国家を信用の軸として紙幣(不換紙幣)を発行するようになりました。

これが現在の貨幣です。

 

共有し、贈りあう社会へ

ここまで見てきて、お金の本質が信用にあることが良く分かったかと思います。

しかし、現在の貨幣は「信用」に基づくものでしょうか?

そこに存在するのはひたすらに「数字」であり、その数字に人々は価値を見出そうとしています。

そして国家に対する信用が現在、企業や個人へと移り始めています。

例えばAmazonのギフト券やポイントは、企業が発行する貨幣の1例ですよね。

多くの人がAmazonを信用しているからこそ、貨幣として機能している。

そして個人レベルでも貨幣を発行できる時代になってきました。

ICOによる資金調達が可能になり始めています。

 

さらに言えば、貨幣というものがなくなるのかもしれません。

お金が誕生する前の時代、村という共同体の中で人々は資源を共有して暮らしていました。

昔はその範囲は限られており、よそ者を信頼することは難しかった。

しかし今の情報社会では”信用が見える化”してきています。

直感的にそうした流れに気づいた人たちは、たくさんの人と関わり信頼を積み上げています。

これからは地球規模でお互いの信頼関係を構築し、資源を共有する未来。

そこにおいて、ただひたすらお金にこだわる人間は信頼を得ることができるでしょうか。

もしこれを読んで何か感じたことがあるならば、今一度社会との向き合い方を見直す必要があるかもしれませんね。

 

 

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