先日、こんなツイートをしました。
昨日は1日、一切の仕事から離れてました。SNSもほぼ見ず。
歩き回ったり、ぼーっとしたり、マンガ読んだり。
それだけですごいリフレッシュになった。常に仕事について考えてるっていうのは、結構心的な負担になるものだ。
真面目な人ほど、何でもない時間をじっくり取ってみてはどうでしょうか。— やまりょう@インタビューライター (@yamawo1206) 2018年2月20日
最近、常に仕事のことや、これからの活動について考えていて、ろくに休んだ気持ちになっていませんでした。
こういう状態って、思考力が鈍っているのも感じるし、作業の生産性も落ちてしまうんですよね。
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集中力には限界がある
以前読んだ、メンタリストDaiGoさんの本によれば、ぼくらの集中力の源泉は、脳の前頭葉だと言います。
そしてこの前頭葉が持つ、思考や感情をコントロールする力というのは、限りがあるのです。しかも、それはあらゆる行動に対して消耗され、使われる部分の区別はありません。
すなわち、常に仕事のことに対して思いを馳せていると、作業効率が落ちることはもちろん、感情が落ち込み気味になったり、日々の生活にも支障を来すおそれがあるということです。
休むときに大事なのは、「今」を感じること
前述したような理由から、意図的に休むという選択が大切。それが結果的に自身の活動効率を最大化し、健全な精神状態を保つことにもつながるんです。
そして、休む時に大事なことがあります。それが「今」に集中すること。
脳科学研究の用語の1つにデフォルトモード・ネットワーク(DMN)というものがあります。これは、脳の無意識的な活動に関与する回路です。
そして、このDMNは、心がさまよっている時に働く回路とも言われており、脳の全エネルギーの半数以上を消費するとも言われています。
参考:
「脳のアイドリング」が人間を最も疲れさせる | 世界のエリートがやっている 最高の休息法 | ダイヤモンド・オンライン
つまり、場合によっては、ぼーっとしたりするだけでは休息になるどころか、余計脳を疲れさせてしまうことにも陥りかねないということです。
特に、この危険性に晒されやすいのは、自己肯定感の低い人。つまり、自分自身を中々認めてあげられない人です。なぜなら、無意識のうちに、過去のネガティブな出来事などに思考が向いてしまう可能性が高いため。
そして、仕事にのめり込み過ぎている人も、結果的に仕事のことに思考が向いてしまい脳が休まらない。
そんな時に大切なのが、「今」に集中することなんです。そうすることで、脳に休息を与えることが出来ます。
具体的には、瞑想を通したマインドフルネスの実践があります。方法についてはネットや書籍で紹介されているので、調べてみてください。
ぼくも朝や寝る前に瞑想したりします。
脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]――[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門
ダイヤモンド社
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あとは、全力で休日を楽しむこと。
「今日は休むぞ!!」と決めて、趣味や娯楽を全力で楽しむ。これも立派な「今を楽しむ」ことだと思います。
気になっていた漫画を読んでみたり、ショッピングに繰り出してみたり。
休むのが下手だと、こういう時間って取りたくないって思ってしまうんですよね。とても無駄な時間に思えてしまって。
最近そうした時間が取れてないのなら、騙されたと思って全力で遊んでみてください。心が軽くなるのを実感できますよ。
罪悪感を感じないコツは、SNSのシャットアウト
「休むことに罪悪感を感じる」
こうした考えを抱いてしまう気持ちもすごく分かります。こう感じてしまう原因って、だいたい周りを見すぎていること。
「あの人は頑張っているのに、自分は…」みたいな感じで罪悪感を感じてしまっては、せっかくの休みが台無しです。
そんな時におすすめなのが、「SNSから完全に離れる」こと。
SNSを頻繁に見てしまうと、周囲の行動や声がたくさん入ってきて、心に影響を与えることがよくあります。なので、そんな時はSNSから完全に離れてみましょう。
こうすることで、自分の休日に集中することが出来ますよ。
何も考えない時間を意図的に作る。結構大事なことではないでしょうか。
やまりょう
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