世界一周旅行者が率いる「LES WORLD」とは?旅×エンターテイメントを仕事にする集団について話を聞いてみた。

どうも、やまりょうです。

あなたは海外に行ったこと、ありますか?

ぼくは興味があっても未だに海外に出たことのないチェリーボーイなので、「世界一周!」みたいなワードを聞くと「すごいなあ…」と思ってしまいます。

日本人のパスポート取得率は20%弱と言われており、先進国の中でも非常に低い!

経済的な問題ももちろんあると思いますが、「勇気が出ない!」っていうのも大きいんじゃないでしょうか。

なので、世界一周のリアルな部分について、友人であり旅するエンターテイメント集団「LES WORLD」の代表である志藤大地さんに取材してみました。

 

また、先日「スマホ1台旅」など旅×ITに挑戦するプロ無職のるってぃさんに取材しました。

スタートは全裸!持ち物はスマホ1台!衝撃の企画を掲げるプロ無職に聞く、これからの旅のスタイル。

2017.10.21

そこで今回は、旅×エンターテイメントの取り組みなどについても、だいちさんに聞いてみましたよー!

「Education×Entertainment=エデュテイメント」のワークショップを届ける彼らの活動とは!

アーティストやクリエイター、そうした活動を志す学生も必見です!

 

自己紹介

やまりょう「本日はよろしくお願いします!簡単に自己紹介をお願いいたします!」

志藤「志藤大地(しどうだいち)です。

現在大学3年生3回目をしてます(笑)

通信制の大学に通ってます。

今はウィズリープという会社でインターンをしてて、それと同時並行で旅するエンターテイメント集団『LES WORLD(レ・ワールド)』を作っています。

4月から法人化することにしまして、現在それに向けて準備中です。

よろしくお願いします!」

 

やまりょう「ありがとうございます!今回は、だいちさんの世界一周の経験について。そして旅するエンターテイメント集団『LES WORLD』の活動について色々お聞きしたいなと思ってます!」

志藤「了解!いくらでも話しますよ~。」

 

世界一周旅行での経験

宇宙工学を志していた。その時テキサスから見た圧倒的な経済格差

やまりょう「世界一周に至るまでのきっかけを教えてください!」

志藤「大学に入るとこから話していくことになるんだけどいいかな?

そもそも大学には宇宙工学が勉強したくて入学したんだよね。

宇宙クラブっていういかにもなサークルにとりあえず入った(笑)

やまりょう「怪しい…(笑)」

志藤「でも結構ここがすごくて。

大学がガッツリ宇宙工学とかをやってるところで、NASAとの共同開発とかをやってるような研究室があるんだけど。

宇宙クラブはその研究室の直属のサークルみたいな感じで、お手伝いしてた。」

やまりょう「へー!すごい。」

志藤「そんな中で、大学2年生の4月にテキサスに無料で行けることになったんだよね。向こうの大学との共同開発に伴う交流会みたいな感じで。

実際に行ったら、その大学がメキシコの国境から300mぐらいしか離れてない場所にあって。

国道を車で走ってるときに、向こうの学生が『右に見えるメキシコって国には貧しい人が大勢狭いところに住んでるんだ。』みたいなことを教えてくれたんだよね。その時はあんまり興味なかったんだけど。

そのあと、実際にテキサスの大学に行ったら3D プリンターが何十台も置いてあるような環境で。

当時3Dプリンターって最先端の技術だったんだけど。1台何千万とか。

それ見たときに、『これを1台でも300m先の世界に持っていけたら、何十人、何百人の生活を救えるんじゃないかな。』って思ったんだよね。

日本に国境って存在しないから今まで実感なかったんだけど、初めて国境っていうもので出来た圧倒的経済格差、不平等を見て。

そのときに、宇宙工学の道にこのまま進んでいったらダメな気がしたんだよね。

最先端の技術が集まる環境は見たわけなんだけど、逆はどうなっているのかが見てみたくなって、発展途上国に行くことを考えました。

そのあと2年生の夏休みにカンボジアにボランティアをしに行ったんだけど、そこで実際に貧困を目の当たりにして、そこから貧困問題や発展途上国にすごく興味を持つようになった。

 

それから将来のことを色々考えてたんだよね。これから何しようかな~って。宇宙工学もやめちゃったし。

そんな時に、ストリートチルドレンの男の子にナイトマーケットで出会って。

コップを持ってて『チップちょうだい。』って言ってくるんだけど、入れていいのかどうか迷ったんだけど。

結局入れても入れなくても何も変えられない自分に気づいたんだよね。

そこから『何か出来る人間、何かを変えられる人間になりたい。』と思うようになった。

 

じゃあどうするかって話なんだけど、まず現地で本当に求められてることって何なのかが分からなくて。

これは考えててもわからないなと思ったから、世界一周に行こうと思ったんだよね。

いろんな貧困地域に行って、いろんな人に実際に会ってふれてみて、本当に求められてるものは何なのかを探そうと考えて、休学して世界一周に飛び立ったわけでございます。

はい、前半終了!」

やまりょう「おーーー!そういったストーリーがあったんですね…!」

 

 

印象に残っているのはエチオピア。「ニヤニヤしながらついてくる人」、「世界一まずい主食」

やまりょう「ではいよいよ世界一周編、お願いします!」

志藤「世界一周って話しづらいんだよな~(笑)」

やまりょう「ふむ。じゃあ、どういった流れで進んでいったかを教えてください!」

志藤「カナダから始まって、メキシコ行って。キューバに行って。そのあと南米に飛んで、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、みたいな感じで南米全部回っていって。

そこからスペインに行って。トルコに行ったあと一回日本に帰ってきたんだよね。

日本帰ってきてから逆回りを始めて(笑)

タイ、インド、ヨルダン、イスラエル行って。エチオピアから始まりアフリカを縦断。そのあとインドネシア寄って帰ってくるみたいな感じ。

1周半ぐらいしたんじゃないかな(笑)」

やまりょう「めっちゃ複雑ですね(笑)印象に残った国とかあります?」

志藤「うーん、エチオピアとかかなあ。」

やまりょう「ほう、それはどんな部分で?」

志藤なんかね、人が尋常じゃないウザさで(笑)インドの人のウザさを100倍に濃縮した感じ(笑)」

やまりょう「どういうことですか(笑)」

志藤「色々あったけど。例えばバスから降りて、自分たちが予約してた宿に向かうとき。

宿まで人が付いてくるんだよ。案内料みたいなものが上乗せされるらしくて。

こっちとしては来てほしくないから、『来ないでくれ。』っていうんだけど、全然聞いてくれないんよ(笑)

延々と俺らの20メートル後ろぐらいをニヤニヤしながらついてくるみたいな(笑)『ニホンジン、トモダチ!』とか言いながら。

そんな人ばっかりで大変だったな~(笑)」

 

やまりょう「なるほど(笑)エチオピアって物価とかどうなんですか?」

志藤「物価は~…安いのか高いのか良く分からんかったな。あんまり物買わなかったから。

エチオピアの主食はインジュラっていう食べ物なんだけど、”世界一まずい主食”って言われてて。

見た目雑巾みたいな感じなんだけど。

やまりょう「言い方(笑)」

志藤「食べるとゲロみたいな味がして、そこから酸っぱいっていう。

死ぬほどまずいんだけど、それしか食べ物がほんとになくて。

その雑巾に払ってるお金が高いのか安いのかもよく分からんし。

でもたしかアフリカのそこらへんって物価高めなんだよね。流通してるものの量が少ないから、物価も高くなっちゃうみたいな原理だったような。

やまりょう「色々と過酷ですね…」

 

旅は道連れ。情報は人から仕入れていた。

やまりょう「旅を始めてすぐの話とか聞きたいです。いろいろ分からないことも多かったと思うんですけど。」

志藤「まあ最初は分からないことばっかりだったよね。でも世界一周旅行者っていっぱいいるからさ。

『どういうルートで行くのがいいですかね?』とか、旅のしかたは色々聞いたりしたね~。

インターネットで調べたりもしたけど、基本的に口で伝えられてたよ(笑)

やまりょう「そうなんだ!道端とかで聞くんですか?」

志藤「いや、宿が一緒になったりするんだよね。

みんな泊まる場所とかブログを見たりして決めるから、同じような世界一周旅行者と宿がかぶることが多くて。

同じ人に別の国でまた遭遇するなんてこともあるぐらい。」

やまりょう「マジか!その再会はすごいですね。」

 

志藤「3回会った人とかいるからね(笑)

アフリカ縦断中ケニアで一緒になって、ウガンダかルワンダぐらいでまた会って、タンザニアでまたまた一緒になったから『これは運命だ!』ってなって(笑)

バックパッカーの、ドローンで有名な”山口夫妻”って知ってる?その人たちとだったんだけど。

山口夫妻、CASIOとのコラボ映像とか出してるんだけど、実はそこに俺写ってるんだよね。映像使ったっていうのは事後報告だったけど(笑)」

やまりょう「すげえ(笑)」

 

動画、見つけました(笑)

 

世界一周は危ないのか?これは生き方のスタンスによる。

やまりょう「人によっては死にかけた経験とかも聞きますけど、ヤバかった国とか、経験があれば教えてください!」

志藤「うーん。死にかけたりはしなかったと思う(笑)

あ、でも1回ミャンマーで尋常じゃないぐらいの食あたりしたんだよね。

フライドヌードルっていう焼いた麺みたいなのを食べて、その30分後ぐらいにお腹こわして。

なんで火通してるのにあたるんだよ!』って思ったけど(笑)

その時はお腹痛いとかいうレベルじゃなくて、下痢と嘔吐が止まらなくて。

熱は計らなかったけど、多分発熱もすごかったと思う。

そこから3日間ぐらい動けない状況が続いてヤバかったね~。

みんな親切だから、行きかう旅人たちが色んな国の薬をくれるの(笑)

それらを配合して飲んでたらほとんど治ったんだけど。

ただ治りかけのころに、年越しでガンジス川に飛び込むとかを周りにいた日本人とやってたら、アフリカ中盤までは38度ぐらいの熱がずっと続いてた。

やまりょう「わりと死にかけてる気がするんですけど(笑)」

志藤いや~。俺は全然大丈夫な方だよ、監禁された友達とかいるからね。

やまりょう「怖すぎ…」

 

志藤巻き込まれるやつと全然巻き込まれないやつがいるからね。生き方のスタンスによるのかもしれんけど

1人はひたすらトラブルにあうんだよね。睡眠薬強盗にあったり、ロストパッケージしたりとか。

もう1人はトラブルが無さ過ぎて、帰ってから話すことがないみたいな(笑)」

やまりょう「なるほど…(笑)」

 

「世界一周して価値観が変わった!」に対する疑問。そういう人生にしようと思った時点で価値観は変わっていた。

やまりょう「世界一周をして、考え方変わったとかありますか?」

志藤「あー。そんなに無いんだよなじつは。

実際世界一周ってそんなに人生変わるわけではないなと思ってて。

話せる内容ができたとか、色んな人生経験のうちでこことここがつながってるんだ、とかいろいろ変わることはあるけど。

根本的な価値観が変わるってことはなかったね。

例えば『起業して価値観変わった!』ってことはあんまりないと思うんだよね。

起業しようと思ったときからそういうマインドセットで生きてるから。

そういう意味では、世界一周をする人生にしようって思った時点で価値観の変化があったのかな。

やまりょう「なんか分かる気がします。そのきっかけは?」

志藤「TABIPPOに出たのが結構デカくて。

どんな世界一周がしたいかっていうプレゼン大会で、優勝したら世界一周航空券がもらえるんだけど。

世界一周するならこんな旅にしますっていうプレゼンをそこで作ってて、そしたら行きたくなっちゃったんだよね。

それまではいく予定全然なかったんだけど。」

やまりょう「なるほど、そこではどんな話を?」

志藤「最初に言った、現地で本当に求められてるのは何なのかを探す旅みたいな話だね。」

やまりょう「なるほど、そこでつながってくるんですね!」

 

旅するエンターテイメント集団、LES WORLDについて

Education×Entertainment=エデュテイメントのワークショップを届けるエンターテイメント集団「LES WORLD」。

その活動について詳しく聞いてみます。

 

最初からやりたかったことは、孤児院やストリートチルドレンの子たちへの支援。そこをどうビジネスとしてやっていくか。

やまりょう「LES WORLDの活動について教えてください!そもそも2人で作ったんでしたっけ?」

志藤「そうだね。こうすけってやつと2人で。ここもTABIPPOとか世界一周につながってるんだけど。

TABIPPOの2017で、旅から帰ってきた人たちの部門みたいなのがあったんだよね。そこでこうすけとは仲良くなったんだけど。

その後3月ぐらいだったかな、なぜか『このままじゃヤバい!動こう!』と思い立って。

そこでこうすけに電話して『起業しよう!』って言って、あっちも『うん、しよう!』みたいな(笑)

どっちもその時ほんとにお金なかったから、代々木公園のベンチに座りながら色々話をしてたね。」

 

やまりょう「何をしようか、みたいなところはあらかじめ決めていたんですか?」

志藤最初からやりたかったこととしては、孤児院と、ストリートチルドレンの子たちの支援。

今は孤児院にフォーカスしてるんだけど、そこの支援をどうやってビジネスとしてやってくかみたいなところをずっと話してたね。

 

日本の児童養護施設の大きな問題は、コミュニケーション能力の不足。

やまりょう「なるほど。課題意識についてもう少し詳しく聞きたいです。」

志藤「日本の児童養護施設を色々ヒアリングしてて。大きな問題が1つあるんだよね。

それがコミュニケーション能力の問題。

DVやネグレクトを受けて入ってきてる子たちがとても多いから、他人を信用できない部分から来るコミュニケーション能力の問題があるんだよね。

 

コミュニケーション能力の問題に関しては、根本にあるのが自己肯定感だと思ってて。

『お前なんか生まれてこなければ良かった。』みたいな子たちがすごく多いから、自己肯定観が低い。

そこの心のケアみたいなところで重要だなと思ったのが”エンターテイメント”。

ダンスとか音楽とか、芸術活動って自分をただただ表現すればいいから。自己表現と小さな成功体験を積むことが大事なんじゃないかなと。

 

Education×Entertainmentのワークショップを届ける。

やまりょう「具体的な活動としてはどんなことをやっていきますか?」

志藤「ビジネスとしては、幼稚園と直接提携して、習い事教室のIT化をすることが現在のプラン。

学生とかで、ダンス一本で食っていくのは難しい。けどダンスに情熱を傾けている人はたくさんいる。

そうした情熱を持ったダンサーとダンスを習いたい幼稚園の子供たちをつなげるようなサービスを作ることを考えてる。

そこでビジネスとしてマネタイズしたうえで、NPO法人を別で立ち上げる。そこでは慈善活動をメインに行っていって、そこの活動資金は株式会社からの寄付で賄うみたいなモデルでやっていこうかなと思ってます。

こうしたビジネスとしては国内でやっていくんだけど、ただEducation×Entertainmentの部分、つまりワークショップ活動。これに関しては国外でもやっていきたいなと思ってて。

それこそね、3月ぐらいにフィリピンと、マラウイと、ジンバブエにワークショップを届けに行こうと思ってて。

こういう事業に関しては国外でやっていこうと思ってるんだけど、ただマネタイズが出来ないから。

そこをどうしよっかなーって今考え中です。

1番最初はクラウドファンディングでお金を集める形になるかなとは思うね。」

やまりょう「そうなんですね!だいちさんと会うのはだいたいそうしたワークショップ活動の時が多かったんで、そっちがメインなのかと勝手に思ってました!」

志藤「ワークショップはやっぱりメインにあって、内部はコミュニティを作っていくっていう感じになるかな。

見え方的には、ワークショップをやってる団体って感じになると思う!」

 

↓ LES WORLDのワークショップ活動はこんな感じです!

 

ぼくのインターン先であるOzone合同会社も、一緒にイベントをやったりしています!

〇〇一本で食っていく!っていう発想から、他の分野と掛け合わせるという発想へ

 

やまりょう「では最後に!このブログでは色んな生き方の形を発信しているんですけど。LES WORLDの活動とも関連する、アート的な活動に興味がある人たちに向けて、何かメッセージをお願いします!」

志藤「はい!了解した!

なんかアーティスティックな人たちって、『音楽1本で食っていく!』とか『ダンス1本で食っていく!』みたいな発想になりがちで。

それで結局『これは無理だ。』って言って諦める人が多いんだよね。

けど、その音楽とかダンスとか芸術っていうのを他の分野と掛け合わせることによって、全く違う新しいジャンルで勝負していけるっていうのがあるから。

まあ何か困ったらうちに相談してください!(笑)」

LES WORLDのFacebookページはこちら!

やまりょう「お、うまい!(笑)ありがとうございましたー!」

LES WORLD、クラウドファンディング実施中!

2017年11月現在、LES WORLDはクラウドファンディングを実施しています!!

そのプロジェクトがこちら!!

「世界中の子ども達が自分の可能性を信じられる世界」を目指して。
フィリピンの孤児院にダンス・アート・音楽のエンターテイメントと教育(エデュケーション)を掛け合わせた、「エデュテイメント」教室を届け、より多くの子どもたちが自分の力を発揮できるためのお手伝いをします!

クラウドファンディングページより引用~

もっとたくさんの子供たちが自分の可能性を信じ、夢を語り、実現していくことのできる世界。
そんな世界が実現したら、間違いなくみんながもっと幸せになっていくと思います。

ぜひご支援をお願いします!

 

 

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やまりょう

1996年12月6日生まれ。本名は山口遼大(ヤマグチリョウタ)。 埼玉大学経済学部に所属する大学3年生で、2017年10月~2018年10月まで休学中。 “新しい時代の生き方を考える”をテーマとした個人ブログ「Ad-Libi」を運営し、「好きを仕事にする」ことに対するハードルを下げるための情報を発信。起業家やフリーランスのリアルに迫る取材活動を行う。また、ライターとして外部メディアでの記事執筆も担当している。

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