大学生活ってなんですか?

 

先日、ツイッターにて、ある県の進学校に通っているという高校生から、こんなメッセージが届きました。本人に許可を取ったうえで、引用させて頂きます。文章中ではその送り主をAさん、住んでいる県をB県とさせて頂きます。

 

Aさん「B県の進学校の高です。現役大学進学をめざして勉強漬けの日々ですが正直大学って行く意味あるのか

最近起業してる人たちは学歴関係ないみたいだし、とても疑問を感じます

やまりょうさんにとって大学生活ってなんですか?

 

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「大学って行く意味あるのか?」

この問いって、たまにSNS上に登場したりします。で、だいたい炎上しているイメージ。

そんな問いがぼくの元にも届きました。文章からは、何か焦燥のようなものが感じられて。

自分の中で、あまり深く考えることをしてこなかったこの質問。

この機会に、ぼくなりに答えてみようと思いました。そして何よりも、Aさんの沸々とした思いを感じて、ぼくなりの考えでも、伝えるべきだと思ったので。

Aさんとは何回かメッセージのラリーが続きました。ブログを見てくださり、連絡したとのこと。

 

“自分みたいな奴いっぱいいると思います”

 

そしてAさんは、やり取りの最後にそう言いました。

なので、そんな人たちに届くように。そして、考えを整理するために、記事として残すことにします。

 

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(原文を、一部プライバシーに関わる表記のみ改変)

ぼく「こんにちは!やまりょうです。ブログ読んでくださったんですね、ありがとうございます!

難しい問題ですよね…
ちょっと長くなっちゃうんですけど、時間がある時にゆっくり読んでみてください。ごめんなさい!(笑)

まず結論から言うと、ぼくは、大学生活はきっかけをくれた場所で、無駄ではなかったと思ってます。ただし、あくまでも学べるのは”知識”であって、”社会を生き抜く力”ではない。

大学では主に経営を学んでいるんですが、そこで「ホラクラシー」っていう会社の組織形態に出会いました。

上も下もない水平な組織の構造なんですが、これを知った時「こんな働き方の形もあるんだ!」って衝撃を受けたんです。
今まではヒエラルキー型の組織しか知らなかったし、当たり前だと思ったので。

それをきっかけに、自分の中で「これからの時代に、そして自分の性格に合った働き方があるんじゃないか」と思って、それを探すために休学を考え始めました。…そういえばこの話ブログに書いてないな。後で書こう…!(笑)

なので、自分にとっては、大学に通っていた日々が無駄だったかと言われると、そんなことは無いんですよね。尊敬できる先輩にも出会えたし。

でも、「学歴は関係ない」っていう意見もよく分かります。

個人として、社会に出て生きていくためには、結局社会に出て経験を積む、すなわち”行動する”ことが絶対に必要で。そういう点では、大学に通うっていうのはあんまり役に立たないんですよ。少なくとも自分の通う大学はそうでした。

だから、大学行かなくても起業したりして成功する人もいる。そういう意味では、大学に行くかどうかってそんなに重要じゃないのかもしれませんね。

ぼくはAさんぐらいの年齢の頃、そもそも「大学に行く意味あるのか?」なんてことは考えたことはなくて(笑)とりあえず周りがみんな進学するし、起業する人なんて完全に別世界の人だと思ってたので。
違和感を初めて感じたのは大学入学の後でした。

だから、Aさんみたいに、現時点で既に違和感を感じているのであれば、その感覚は大事にしてあげてください。

ただ、当然大変なことも多いです。常に「自分で考える」ことが求められるし、進む道は常に自分で作っていかなければいけません。

そんな中で折れずにやっていくためには、「自分がどんな時にワクワクするか」っていうこと、そして自分が自信を持って「これが得意です!」って言える何か。それをしっかり持ってることが大切だと思います。

長くなってしまいましたが、「大学に行くのが正しい」「大学は意味ない」とか、絶対的な答えなんてないとぼくは考えてます。大事なことは、自分なりの考えを持って、納得、 そして確信したうえで進む道を選ぶこと。

「これが正しい」っていうロールモデルがあれば確かに楽だけど、人生って思ってるよりも複雑で、人それぞれなので。

すごく長くなってしまってすいません。ついつい熱が入ってしまいました(笑)

悩むことはたくさんあると思います、自分もいつも悩みの連続なので。
でも、どうか自分の想いを大事にして、やりたいことに挑戦して行って欲しいなと思います。

応援してます。頑張ってください!色々なことを喋ってしまったので、分からない部分とかあったら気軽に聞いてください(笑)

やまりょう 」

 

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ぼくにとって、大学は「きっかけになった場所」。色んな出会いもありました。無駄だとは思いません。

ただ、大学に行くだけでは見ることが出来ない世界、身につかない力や考え方がある。そして、それは社会を生きるうえで強い味方になってくれる。

大学に通っていなければ今の自分は無いし、通わなかった自分がどうなるかなんて、知る由も無い。

こう聞くとガッカリする人もいるのかもしれませんが、「大学に行くのが正しい」とか、「大学は意味ない」とか、絶対的な答えなんてないんですよね。

ただあるのは、現状へ違和感を感じているという事実。そしてその事実とどのように向き合うか。それだけ。

だから出来ることは、自分を知り、世界を見て、そのうえで選ぶこと。そうすれば、その道が正解になる。

本当に探すべきは、”誰かが言う、正しそうな答え”ではなくて、”自分だけでも、正しいと疑わない答え”なんじゃないかな、と思うのでした。

 

P.S.

Aさんからメッセージが来たとき、一番最初に感じたこと。

「ああ、自分が言葉を乗せて送り出した先には、ちゃんと受け取ってくれている人がいたんだ。きっかけを作れているんだ。」

という嬉しさでした。

これからも、自分の、他の人の考えを、ぼくなりの文章の書き方で伝えていこう。そう思いました。

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やまりょう

1996年12月6日生まれ。本名は山口遼大(ヤマグチリョウタ)。 埼玉大学経済学部に所属する大学3年生で、2017年10月~2018年10月まで休学中。 “新しい時代の生き方を考える”をテーマとした個人ブログ「Ad-Libi」を運営し、「好きを仕事にする」ことに対するハードルを下げるための情報を発信。起業家やフリーランスのリアルに迫る取材活動を行う。また、ライターとして外部メディアでの記事執筆も担当している。

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