インフルエンサーわたらいももすけさんが語る、クリエイターのSNS活用術

どうも、やまりょうです。

先日渋谷のBOOK LAB TOKYOにて「Next Creators Talk Vol.1」が開催。

このイベントにおいてぼくは、司会進行をアシスタントとして行うこととイベント記事の作成が主な役割です。

記念すべき第1回には、Twitterを中心にマルチクリエイターとして活躍するわたらいももすけさんをお呼びしました。

SNSで自分を発信したい人は必見の内容です。

 

第2回開催します!詳しくは下の画像をクリック! ↓

 

Next Creators Talkとは

Next Creators Talk は、タイトルの通り「次世代のクリエイター」に焦点を当てたトークイベントです。

テクノロジーの進歩、そして個人の価値や評価が可視化されてより見えやすくなってきているこの時代。

従来の業界構造にも変化が生じてきています。

型にはまらないやり方で独自に評価を得るクリエイターが現れ始めていますよね。

Next Creators Talk ではカメラマンの矢野拓実さんが、こうした方たちをゲストにお呼びします。そしてその次世代の戦略に迫りながら、クリエイターとしての新しい生き方を考えていきます。

 

自己紹介

矢野拓実(takumi YANO)さん

矢野「こんばんは。矢野拓実と申します。普段は写真家、カメラマンとして活動しています。

ぼく自身クリエイターでもあり、今回のイベントの企画者でもあります。

1人1人が半分クリエイターだと言われる時代に、どうやって生きていけるのか。

情報発信の方法などに着目しながら、みなさんと一緒に新しい生き方を考えていけたらと思います。

 

ぼくについて少しご紹介させていただくと、フリーランスのカメラマンとして、JAL様をはじめとした企業様の撮影を行っていて、他には著名人のプロフィール撮影などもしています。

あとは写真家としての活動も行ってます。今年の5月にはNeighborhood and Coffeeにて写真展「魔法と、現実と。」を開催しました。

来週23日,24日にも福岡にて写真展を行います。

こんな感じで活動してます。よろしくお願いします!」


やまりょう
「矢野さんありがとうございました!ちなみにこの絵はもしかして…?(スクリーンに写るプロフィール画像を指さして)」


矢野
「はい!今回の企画にあたってももすけさんに書いてもらいました!

この画像に変えただけでフォロワー伸びました!本当にありがとうございました。」

わたらい「ほんとですか!いえいえ。」

 

わたらいももすけさん

わたらい「はじめまして。わたらいももすけと言います。基本的にTwitterを中心としてSNSにてマルチクリエイターとして活動しています。

Twitterとかってメディア欄があって写真とか動画とかを投稿できると思うんですけど、そうしたマルチメディアを使ってジャンルをあえて1つに絞らずに活動しています。

 

イラストや写真・動画などの依頼を受けたりしていて、企業様からのお仕事も頂くのですが、どちらかというと個人を相手にすることが多いですね。

インディーズのバンドのMVを作成したり、友達伝いで仲良くなった人とコネクションをつくって映像作品を作るなどしています。

こうした活動は副業として行っていまして、現在もまだ会社員として働いています。

ですが12月末にはマルチメディアを相手にしたクリエイターとして独立して生きて行こうということで、フリーランスになる予定です。

本日はよろしくお願いいたします!」

 

Twitterフォロワー増加のきっかけはVALUへの参入

やまりょう「わたらいさんといえばTwitterでの影響力の高さが印象的ですよね。フォロワー数はどれぐらいのペースで伸びたんでしょうか?」


わたらい
「1つきっかけがあったんです。7月にVALUっていうサービスに参入したんですけど、自分に価値を見出してくれる人が予想以上にいっぱいいるってことに気づきまして。

そこからSNSを強くしていくことでフリーランスとして活動していけるんじゃないかと。

そこから意図的にフォロワーが増えるようなツイートをこころがけたんですよね。

ぼくの持っているノウハウを生かしてどれぐらいフォロワーを伸ばせるかなと色々試したんですけど、実際増えた。

VALUを始めた7月時点でフォロワー数は2万8千人でした。そして9月現在で7万人まで増えたということになります。

(会場驚きの声)

 

やまりょう「すごいペースですね…!VALUが1つのきっかけだったんですね。ツイートもちょっと見てみましょう。」

 

ツイートから見るわたらいももすけ

やまりょう「甘酸っぱいですね~。」

 

矢野「彼女さんかわいい。」

 

わたらい「今日来てます(笑)」

 

やまりょう「あら~(笑)」

 

わたらい「基本的にこういう幸せなツイートとかって共感よりも憧れが強い部分があって、どちらかというと拡散はされづらいんですよね。逆に拡散されやすいのは共感を生むツイート。例えば病みツイートとかですね。

ただある程度のフォロワーさんがいて、ツイートをジャンル化していくことで、”わたらいももすけはほのぼのとしたポエムを書く人だ”というイメージを持ってもらえて、ファンがついてくれたりします。

 

やまりょう「なるほど。1ツイートにはどれぐらいの時間をかけているんですか?」

 

わたらい「ぼくはこうしたツイートの仕方をするようになってから、日常の中でどんな発見があるだろう。ってことを探すように心がけてるんですけど。

今までだったら素通りしていたような日常もすごい面白いことなんじゃないかと。

ぼくのツイートみたいな会話、経験ある人も多いと思うんですよ。

そうした会話をあえて書きとどめておくことによって、こういう日常のツイートもバズを生むことができているのではないですかね。

写真も撮りためていて、文章も綴りためているので、それを組み合わせてツイートしています。

 

矢野「インスタじゃできないですよね。」

 

わたらい「できないですね。ぼくの場合はTwitterに特化しているので。Twitterが大好きなんですよ。

ぼくがこの写真を”かわいい彼女”みたいなタイトルだけでアップしてもここまで伸びないだろうなと思ってます。

 

やまりょう「ストーリー性がありますよね。」

 

わたらい「そうですね。ストーリーは大事にしています。写真に関して1年半ほどの歴ですが、SNSという場所では戦っていけています。”わたらいももすけが撮った撮った”っていう付加価値まで含めて評価してもらって仕事をもらっていて。ありがたいことにたくさん依頼をいただいています。」

 

高校3年生でのグッズ販売はある条件を満たしていた

矢野「現在はフォロワー数が7万人というももすけさんですが、クリエイターとして最初に売りが発生した瞬間はいつだったんですかね?」

わたらい「ぼくが初めてグッズを売ったのは高校3年生の時でしたね。

その当時はイラストを描いていて、Twitterのフォロワーさんは1000人ぐらい。

イラストレーターとしては、グッズにしてファンの方に喜んでもらいたいなと思ったので、自分のデザインしたパーカーを作ることにしました。

どれぐらい売れるかなと思ったんですけど、告知したらすぐに問い合わせが殺到して。

当時高校生で作るための元の資金の問題で50着しか出せなかったので、限定50着という形にしたんですけどその日のうちに完売しちゃったんです。

その時のぼくからしたら、フォロワー1000人ぐらいの自分のイラストがグッズになって、それを買ってくれる人がいるんだってことがすごい嬉しかったですね。

 

でもそのあと、フォロワー5000人ぐらいになったときにヴィレッジヴァンガードさんからお声がかかって、グッズを売ることになったんですけど。

同じようにパーカーを売ったら全然売れ行きが伸びなかったんですよね。

この時なんでなんだろうって自分なりに色々考えたんですよ。

 

それで思ったんですけど、理由の1つはファンとのつながりを持つ機会が減ったこと。

フォロワー1000人の時ってそこまでリプライが多くないので1人1人細かいやり取りができるんですよね。

こうしたやり取りってとても強いつながりを持ったファンを作ると思うんですけど、フォロワー数が増えるにつれてこうした人たちの割合が減っていく。

例えば、芸能人が『この時計使ってます!』ってやるよりも、ファンと親密度が高いマイクロインフルエンサーの人たちがやったほうが買ってくれたりするじゃないですか。

 

もう1つは限定感があったこと。

これは図らずともという形ではあるんですけど、当時はお金が無くて50着しかグッズを売れなかった。

でもそれが逆に限定感を演出したんですよね。

ヴィレッジヴァンガードで売ったときは限定数とかは全然なかった。これも1つのポイントかなと。

図らずともそうした条件を満たしていたんですよね。何はともあれ高校生の時にグッズが売れたという体験はとにかくうれしかったです。」

 

自分のファンは何を求めているかをよく考える

矢野「フォロワー1000人まではどうやって伸ばしていったんでしょうか。」

 

わたらい「これに関しても図らずともといった感じにはなるんですけど、同業の人とつながることですかね。

自分とフォロワー数が近い人とつながった方が相乗効果でフォロワー数が増えたりっていうのはあるんだと思います。

お互いのフォロワーさんからの流入があったり。

マイクロインフルエンサーどうしが商品を紹介し合ったりするのもそういうことなんだろうと。

 

ツイートのコンテンツに関していえば、フォロワーが伸びやすいコンテンツと伸びにくいコンテンツがあるんですよね。

これはその人のフォロワー層にもよると思うんですが、自分のフォロワーがどういった情報を求めているのかよく考えること。

ぼくの場合は学生さんとかが多いので、難しいコンテンツは相性が悪いです。ポエムみたいな分かりやすいシンプルなものの方が受け入れられやすい。

そうしてフォロワーが伸びてきた人の中には、ビジネスライクな話をする人がいるんです。

『バズはこうやって生み出す!』とか『この商品がすごい!』みたいなステマ的なコンテンツとか。

でもその情報を求めてるのはあなたのファンですか?と疑問に思うんです。

基本的にクリエイターをフォローしてくれている人ってその人のファンじゃないですか。その人の生み出す作品を好きになってフォローしてくれているはずですよね。

根本的な部分なんですけど、意外と見落としやすいところなんじゃないかと思います。」

 

マルチクリエイターという考え方

矢野「コンテンツの作り方について、何か意識していることはありますか?」

 

わたらい「最近SNSという媒体が大きくなってくるにつれて、写真の良し悪しとかクオリティだけでない要素が重要になってきています。

『わたらいももすけが撮った』みたいな、直接写真とは関係ないような要素が付加価値になって写真への評価の対象になってきているということが起こっているようです。

写真1本で勝負できる力はぼくには無いと思っているので。言葉みたいに自分の好きなものであったりだとか、フォロワーの数であったりだとか、そうした付加価値をつけることが大事だと思っています。

これからやりたいと思っているのは、今まであんまりつながらなかった部分をつなぐお仕事。

例えばイラストレーターさんとかって同業者どうしでしか基本的につながらないんですよね。なのでイラストレーターと写真家の人がつながれば絶対面白い作品集ができると思うんです。

 

最近の流れとしてVALUって本当にすごいなと思って。このサービスには投資家の人とかもたくさん参入してきたじゃないですか。

コンサルとかも最近個人の力に目を付けてるなっていうのがあって。

SNSのクリエイターって基本的に自分の作品を出すことで頭がいっぱいだと思うので、ビジネスについては全然わからない人が多い。

そうした人とコンサルタントがつながっていけばどんどん面白いものが出来るとぼくは思っていますね。

 

こんな感じで、自分の力でも、他人の力でもいいんですけど、何かと何かを組み合わせて面白いものをつくっていく

それが柔軟にできる時代であると思うので、いろんな人やものがつながって面白いものをつくれたらいいんじゃないかなと考えてますね。」

 

SNSは裏玄関になり得る

矢野「コンテンツへの付加価値の付け方についてもう少し聞かせていただいてもいいですか?」

 

わたらい「価値の付け方っていうのもちょっと難しいんですけど、結局価値って自分でつけるものではなくて、見てくれている人がつけるものだと思っていて。そこは忘れちゃいけないなと本当に思いますね。

クリエイターとアーティストって明確に違うとぼくは思っているんですよ。

アーティストは自分のやりたいことをひたすらやる人。それがウケるかウケないかは別として。

クリエイターは見てくれている人のリアクションとかもしっかり見なければいけないなと思っています。それにのめり込みすぎるのも違うでしょうけど。

ぼくは1個のツイートが伸びないと『なんでこのツイートが伸びないんだろう?』って四六時中考えてしまう人間なんですよ。

そこから色々深掘りしていって、『こういう理由があるのかな。じゃあ次はこれを試してみよう。』ってやってみる。それが当たってリアクションがいっぱい来ると。

ぼく自身Twitterが本当に”合ってる”なって思うんです。TwitterとかSNS発のカメラマンってあんまりいないんですよね。やっぱり地道に下積みを積んで、みたいな人が多いと思うんですけど。

趣味の一環で『新しくカメラ買ったんだ!』みたいな人がそっちをメインの職業に出来得るんだよ。っていう1つのモデルになりたいなと思ってますね。」

 

矢野「SNSで発信しているクリエイターって高校生とかも多いですよね。『うまいんだから売ったら?』って言うんだけど、『いやいや、こんなの売れないです』みたいな返事が返ってきて。」

 

わたらい「ほんとにそういう人多いですよね。自分の作品でお金をもらうなんて申し訳ない。みたいな人たちがたくさんいて。でも、あなたの作品の価値を決めるのはお客さんですよって言いたい。」

 

やまりょう「VALUみたいなサービスがそうした風潮を変えるかどうかって感じですよね。ここが変わってくるとまた時代がガラッと変化していくのかなと思います。

今からそれを意識した戦略を練ることで、先行者優位はかなり働くだろうなって思います。そういう意味でももすけさんの考え方は多くの人にとって非常に参考になるだろうなと。」

 

わたらいありとあらゆるクリエイターにとってSNSが”裏玄関”になり得るとぼくは思っています。今までの玄関っていうのは専門学校に入るとか、スタジオに入るとか。

こうした裏玄関から入ってくる人が増えれば、ものづくり大好きな人が多い日本がもっと盛り上がっていくんじゃないかなと思います。」

 

クリエイターとして、これからの時代を生きるということ。

矢野「ももすけさんみたいな存在がこれから次世代のクリエイターとしてこれからの時代で活躍していくと思ってます。

そんなももすけさんから、クリエイターとしての生き方を考える人たちにメッセージを頂ければと思うのですが、いかがでしょうか。」

 

わたらい「基本的に、自分を見てほしいという人たちはSNSでの発信を始めること。そのあとはただの趣味のアカウントのように使うのではなくて、リアクションをくれる人のために尽くすということを考えてほしいなと思います。

無駄なツイートは極力しない。余白を出したいときとか、たまには良いと思うんですけど。基本的にはジャンルをしっかり固定した方が良いと思います。見たい人に合わせてアカウントやSNSを分ける。

ぼくも今日みたいなクリエイター向けの話をしたいので、そういう話は別のアカウントを使ってしています。

 

とにかくSNSを大好きになって、お客さんに見せるっていう意識をしっかり持つことじゃないですかね。

ぼくはSNSのことしか全然言えないんですけど、SNSを始めて、人気が出たら調子に乗ってガンガンやっていってもらえたらいいんじゃないかなと思います。

 

おわりに

まさにNext Creator と呼べるような考え方を持つ人だなというのが、わたらいももすけさんの率直な印象でした。

他にもまだまだたくさんのことを話してくださったのですが、紹介しきれないのでこれでとどめさせてもらおうと思います。

おもしろトークも色々あったので、また今度番外編として紹介するかも??

 

次回のNext Creators Talk Vol.2は10月31日に開催!詳細は下の画像をクリック↓

参加者とゲストが交流できる機会もありますので、興味が湧いた方はぜひ情報をチェックしてみてください!

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