無駄のない音楽体験?

どうもやまりょうです。
今回のテーマはサーキュラーエコノミー。
現代の生産や消費に対する向き合い方を考えます。

そしてその概念を音楽ビジネスにどのように活用できるかを考えます。

サーキュラーエコノミーとは?

サーキュラーエコノミーという言葉を最近耳にすることが多くなりました。

日本語に直訳すれば「循環型経済」となりますがこれだといまいちピンときませんよね。

より分かりやすく言い換えるのであれば、「無駄のない持続可能な経済活動」ということになるでしょう。

ただし最近使われるサーキュラーエコノミーの強みを理解するにはもう少し考え方を発展させる必要があります。

 

「持続可能な開発」という言葉が最初に用いられたのは1987年のことでした。

「環境と開発に関する世界委員会」が公表した報告書「Our Common Future」の中で用いられた概念です。

資本主義経済の発展は我々の生活を豊かにしましたが、一方でその生産活動に伴い地球の資源が消費され続けてきました。

地球温暖化などの環境問題も深刻化し、新しい消費と生産の在り方を考える必要に迫られたんですね。

すなわち地球環境と開発活動を両立させようという方向に進み始めたことになります。

 

現在よく用いられている「サーキュラーエコノミー」という言葉はこれをさらに発展させたものになります。

中心となる考え方はずばり「無駄から富を生み出す」というもの。

今まで無駄だと思われていたものを活用して新たなビジネスを生み出していく時代が現在です。

以前ビッグデータの話をした時も述べましたが、それだけでは一見価値のないものであっても、他の資源と組み合わせることによって新たな価値を創出できるということが認知され始めているんですよね。

5つのビジネスモデル

サーキュラーエコノミーには5つのビジネスモデルがあると一般には言われています、紹介しますね。

  1. 再生型サプライ
  2. 回収とリサイクル
  3. 製品寿命の延長
  4. シェアリング・プラットホーム
  5. サービスとしての製品

それぞれについてもう少し詳しく書いていきます。

1.再生型サプライ

これはリサイクルなどによって繰り返し使用することができたり、生分解性の素材のように微生物など生態系の分解作用によって自然に分解されるような素材を使った製品を作る考え方です。

あらかじめ環境へ負荷をかけないような製品を設計し作っていくといことですね。

2.回収とリサイクル

無駄な資源として廃棄される予定だったものを回収して再利用します。

今までの持続可能な資源への考え方はこれが主だったように思われます。

私たちにとって1番身近なビジネスモデルかもしれませんね。

例えば、家庭ゴミとして出る古紙を利用して再生紙へとリサイクルするなどです。

3.製品寿命の延長

製品の寿命を延ばしてあげることによって頻繁な買い替えを防ぎ、無駄を省くというのが3つ目の考え方。

製品を修理して長い間使うということがこのタイプ。

また、メルカリのように中古品の販売によるビジネスモデルもこれに当てはまりますね。

4.シェアリング・プラットホーム

4つめのビジネスモデルはシェアリング・プラットホーム。

使われていない資源を共有するというもので、最近は結構有名な考え方になっていますね。

一般の人がドライバーとして登録できる配車サービスのUberや、民泊のAirbnbなどがこのビジネスモデルに該当します。

5.サービスとしての製品

5つめはサービスとしての製品。

これは製品を売り切るのではなく課金による機能の提供という形を取るビジネスモデルです。

例えばミシュランは走行距離に応じて課金するタイヤを提供しています。

音楽ビジネスとサーキュラーエコノミー

こうしたサーキュラーエコノミーの概念は音楽ビジネスへどのように活用できるでしょうか。

例えばOzone合同会社が行なっている「サイレントフェス」という取り組みがあります。

ワイヤレスのヘッドホンを用いて音楽を共有するフェスです。

従来の音楽フェスのようにスピーカーを用いると騒音問題を考えなくてはいけなくなりますが、このサイレントフェスでは参加者以外には音楽が聞こえません。

そのため今までは到底フェスなど出来なかったような場所を活用できることになります、まさにサーキュラーエコノミー的なビジネスモデルですよね。

まとめ

今回はサーキュラーエコノミーという概念を紹介しました。

この記事が新しい音楽ビジネスのアイデアを生み出すきっかけになれば嬉しく思います。

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