#2 仮装通貨(暗号通貨)っていったい何?

どうも、やまりょうです。

暗号通貨に対する世間の関心が大きく高まってきています。
しかし、その実態を正しく理解しようとするのは難しいのが現状。

テクノロジーとして、スマホに匹敵、それ以上の可能性を持つブロックチェーン技術。
ぼくたちの生活を大きく変えることになるのは間違いないでしょう。

そうした状況から、2017年9月から10月にかけて、外部講師の方をお招きして全3回の暗号通貨とブロックチェーンの勉強会を開催しました。

この連載では、そこで学んだ内容の一部をまとめていきます。

前回は、「そもそも通貨とは何か」という話でした。

#1 暗号通貨を知る前に、「通貨」の意味を知ろう。【一緒に学ぼう、暗号通貨・ブロックチェーン】

2017.12.15

今回は、仮想通貨とは?という基本的なお話です。

仮想通貨と暗号通貨

世間をにぎわせている「仮想通貨」。そもそもこれってなんなのでしょうか。

仮想通貨は英語でVirtual currancyと言います。
つまりバーチャルなお金ということですね。

なので仮想通貨には実体がありません。
通貨としての機能を果たしますが、存在するのはあくまでバーチャルの世界。

そしてこの定義であると、例えばSuicaとか、Amazonのポイントとかも「仮想通貨」ということになってきますよね。

ただ世間一般で呼ばれている「仮想通貨」というのは、そうしたものを指すことはありません。ビットコインなどを指して仮想通貨と呼んでいます。

世界において、「仮想通貨」という言葉を用いてビットコインなどを表す国は稀です。
ではどういった言葉を用いるのかと言いますと、「暗号通貨(Crypto currancy)」という呼び方が一般的です。そしてこの言葉のほうがビットコインなどをより正確に形容した言葉であるといえるでしょう。

そのため、今後この連載ではビットコインなどを指すときには「暗号通貨」という言葉を用いることにします。

暗号通貨ってなんだろう

では「暗号通貨」とはいったい何なのでしょうか。

先ほどの仮想通貨のときと同じように、暗号通貨もバーチャルなお金であることに変わりはありません。通貨とは言いますが、あくまでも電子データということになります。

ただの電子データだとすれば、当然考慮しなければならない問題があります。
それが「データを書き換えられてしまう可能性」です。

ハッキングをされるなどして、そのデータを改ざんされる可能性があっては、とてもじゃないですが通貨として機能することは期待できません。

なので暗号通貨はその名前の通り、暗号化の技術によってデータの改ざんを防いでいるのです。

 

こう聞いただけだと、なぜ暗号通貨がここまで注目されているのかがあまり分かりませんよね。

上述した以上に、ビットコインをはじめとする「暗号通貨」にはある大きな特徴があります。
それが、通貨の発行、流通のシステムにおいて「非中央集権」を実現しているということ。

分かりやすく言えば、政府や中央銀行のような特定の機関に権力が集中していない状態ということになります。

日本に住んでいると実感がありませんが、世界的に見るとこれはものすごい発明です。

「預金が勝手に引き出されていた」
「新しい通貨が発行され、今まで使っていた通貨が突然使えなくなった」

世界ではこうしたことが起こることは珍しくありません。
どこか1つの機関が権力を握っていることは、こうした理不尽な行いを可能にすることでもあるのです。

それに対してビットコインなどの多くの暗号通貨は、特定の機関に依存する形ではなく、みんなで取引を管理しようという形をとります。

「そんなの上手くいくの?」と思うかもしれません。
実際電子データを通貨としてこれを実現する上では、二重送金の問題やビザンチン将軍問題(詳しくはまた後ほどの回でお話しします)などが挙げられていました。

しかし、ブロックチェーンとProof of Workというシステムによってこれらの問題を解消し、公正で安全な取引が可能になったのです。

今回のまとめ

  • 日本のように「仮想通貨」という呼称を用いる国は稀。その性質をより正しく形容した「暗号通貨」という呼び方が世界的にはスタンダードである。
  • 暗号通貨は、暗号に守られた電子データである。その多くが特定の機関に依存しない発行と流通の形を取っており、ブロックチェーンやProof of Workというシステムによって公正さと安全性が保たれている。
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やまりょう

1996年12月6日生まれ。本名は山口遼大(ヤマグチリョウタ)。 埼玉大学経済学部に所属する大学3年生で、2017年10月~2018年10月まで休学中。 “新しい時代の生き方を考える”をテーマとした個人ブログ「Ad-Libi」を運営し、「好きを仕事にする」ことに対するハードルを下げるための情報を発信。起業家やフリーランスのリアルに迫る取材活動を行う。また、ライターとして外部メディアでの記事執筆も担当している。

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