どうも、やまりょうです。
暗号通貨に対する世間の関心が大きく高まってきています。
しかし、その実態を正しく理解しようとするのは難しいのが現状。
テクノロジーとして、スマホに匹敵、それ以上の可能性を持つブロックチェーン技術。
ぼくたちの生活を大きく変えることになるのは間違いないでしょう。
そうした状況から、2017年9月から10月にかけて、外部講師の方をお招きして全3回の暗号通貨とブロックチェーンの勉強会を開催しました。
この連載では、そこで学んだ内容の一部をまとめていきます。
「暗号通貨、ブロックチェーンっていったい何だろう?」
そう感じている人は、一緒に学んでいきましょう。
暗号通貨の前に、まずは「通貨」とは何かを理解しよう
いきなり暗号通貨について触れる前に、理解しておかなければならないポイントがあります。
それが「通貨」というものの概念を知ること。
なぜなら、「通貨」というものをよく知らなければ「なぜ暗号通貨がこんなに注目されているか」を理解できないからです。
ですのでまずは根本的な部分から考えていきましょう。
さて、「通貨」という言葉の定義は下記のようなものです。
通貨(つうか、英: currency)とは、流通貨幣の略称で、国家もしくは、その地の統治主体によって価値が保証された、決済のための価値交換媒体。 政府は租税の算定にあたって通貨を利用する(法定通貨⇔仮想通貨、地域通貨)。
モノやサービスとの交換に用いられる「お金(おかね)」を、経済用語では貨幣、または通貨と呼ぶ。
…なんだか難しいことを言っていますが、要するに
誰かによって価値が保証されている。
そしてその価値を、他のものの価値と交換することが出来る。
ということになります。
現在「通貨」と聞くと、500円玉や1000円札のことを思い浮かべる人が多いでしょう。
ですが、上の定義を満たす「通貨」は時代によって変わっていくものです。
通貨の「貨」の中に「貝」という字が入っているように、大昔は貝のような物が「通貨」としての役割を果たしていました。
そして「通貨」はどんどん形を変えていったわけですね。
価値を保証するものは、「誰もが欲しがるもの」で。貝殻は中国などで交易の際に送られるものだった。
そして時代とともに、「金と交換できる」という担保のもとに、紙が価値のあるものとして交換されるようになって。
ついに「政府や中央銀行という存在」が担保になったということになります。
何が言いたいかと言うと、価値を保証する「信頼できるもの」が変われば、通貨というものはそれに合わせて変わっていくのだということ。
そして、「政府や中央銀行よりも信頼できる可能性があるもの」を信用の担保にした新しい通貨が、現代に出現しました。
それが「ブロックチェーンテクノロジー」に支えられた「暗号通貨」なのです。
今回のポイント
- 「通貨」というものは、信頼できる何かによって価値が保証された、価値を交換できるものである。
- 信頼できるものが変われば通貨も変わる。そうした中で「ブロックチェーン」に支えられた新たな通貨、「暗号通貨」が出現した。
やまりょう
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